ドイツ語が使われているのはどこ?
(出典:https://de.wikipedia.org/wiki/Datei:DeutschsprachigesEuropa.png#filelinks)
ドイツ語が公用語として使われている代表的な国々:
・ドイツ連邦共和国(約8110万人)
・オーストリア共和国(約823万人)
・スイス連邦の一部(人口の約64%;約570万人)
・リヒテンシュタイン公国(約3万6千人)
・ベルギー王国の一部 (約7万3千人)
・ルクセンブルク大公国(約41万人)
・イタリア共和国の一部(約44万人)
これらのドイツ語地域の境界付近の人々をはじめとして,この他にもヨーロッパにはドイツ語を母語とする人々のコミュニティが点在しています(合計約750万人)。
さらに,下の地図に見られるように世界中にドイツ語話者が存在することは,案外知られていないかもしれません 。
(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6c/DeutschsprachigeWelt.png)
この他,外国語としてドイツ語を学んである程度使えるようになった人(世界中で推計約4千万人〜約1億4千500万人)を加えると,ドイツ語の通用範囲は
1億4千350万人〜2億4千850万人
と推計されます。(ウルリヒ・アモンによる)
1億人以上話者がいるという言語はすでに大規模言語ですから,ドイツ語は(実は日本語も!)とても通用範囲の広い言語といえるでしょう。