I. 辞典類
1.和独辞典
最初は Ulrich Apel 氏の作った語彙リストから始まったのだが,今では Wiki 方式で多くのユーザーが改善に加わって日々進化する『和独辞典』。現在の見出し語は約12万語。和独辞典だが,独和としても使えるのが電子版データベースの長所。
( http://www.wadoku.de/ )
2.独独辞典
„Duden — Universalwörterbuch“ ( http://www.duden.de/ )
登録商標 „Duden“ の定評ある辞書が,ネットで使えるのは本当に有難い。
3.(絵から名称を探す)図解辞典
„Bildwörterbuch“ ( http://www.bildwoerterbuch.com/ )
まず絵を探して,その物自体や物の部分の名称がわかる。
4.(名称からその実態を探す)図解辞典
Google 検索( https://www.google.de/ )
名称がわかっていて,それがどんな物なのかを調べるのに最適。動物や植物,料理,建物,商品などは,これを使えばたちどころにその正体がわかる。
5.シソーラス
„Wortschatz“ ( http://wortschatz.uni-leipzig.de/ )
ある語にどんな類義語や反義語があるか,ある名詞がどんな形容詞や動詞と一緒に使われることが多いかなどを調べられる。ドイツ語で文章を書く際に重宝するライプツィヒ大学による語法データベース。
6.クロスワードパズル辞典
クロスワードパズル(Kreuzworträtsel)はドイツ語の勉強になる。でも「ライン川の支流で3文字」などにはお手上げだ。そこでこの辞書。問題のヒントと答の文字数を入れると該当するものの一覧が表示される。これで楽しく暇つぶし。
( http://www.kreuzwortraetsellexikon.de/ )
7.慣用句辞典
たしか「犬 (Hund)」という語がどこかに入っていた慣用句だったんだがなぁ,というような「うろ覚え」の時でも,そのキーワードを入れると,それが含まれた慣用句を表示してくれる。現在,約1万5千の慣用句を収めている。
( https://www.redensarten-index.de )
8.略語辞典
略語 (Abkürzung) は,構造を厳密に分類すると実はいろいろな種類があるが,とりあえず略される前の元の形に遡れる辞典。( http://abkuerzungen.woxikon.de )
9.類義語・反意語辞典
現在,約4万4千の類義語グループに約26万語の類義語,約8万語の反意語を収録。
( http://synonyme.woxikon.de )
10.外来語辞典
ドイツ語の高級語彙である外来語の意味がわかるだけでなく,日常的なドイツ語の単語を外来語で置き換えるとどうなるかがわかる。学術論文の執筆で役に立つこともある。ただし外来語の使いすぎはキザな印象を与えるから,ほどほどに。
( http://www.deutsch-fremdwort.de )